[1冊目]
書く決心をくれた一冊
『しずけさとユーモアを』

著者:吉満明子

僕は1年半という年月で仕事を辞めた時、心を病む寸前までいきました。

その時、僕を少しばかり立ち直らせてくれたのが、読書でした。

それから読書は僕にたくさんの出会いをくれました。

ブログを立ち上げて記念の一冊目、この本と決めていました。どうか最後

までお付き合いいただければありがたいです。

それでは、

しずけさとユーモアを読んで感じたこと。

まず何よりも著者の吉満明子さんはこの本の読者の味方である。

そんな安心感を与えられる吉満さんの心が随所に散りばめられていること(いや、全箇所かもしれない)をこの本を読んだ多くの人が感じられるのではないでしょうか。

この本を読むことで、読書とは「著者の心」に触れられるということを強く再認識させられた。それと同時に自分の心とも向き合うことがおおいにできたと感じた。

先日、吉満さんに直接(テレビ電話なので、本当に直接ではないかもしれない…)しずけさとユーモアを読んだ感想をお伝えする機会があり、お話しさせてもらったのですが、その時に、「ひとり出版社」である「センジュ出版」の経営者としての本づくりの姿勢をお聞きすることができました。

それは、

本には答えを書かない。答えを自分で見つめる機会になってくれればうれしいし、そんな本づくりをしていきたい

ということでした。

そんなセンジュ出版の本をこれからも読んでいきたいと、吉満さんと過ごした時間の中で、そう強く思いました。

決心をくれた言葉

読者はバカじゃない。人はバカじゃない。読者をバカにしない。人をバカにしない。著者をバカにしない。本に込められた著者のいのちを、誰にもバカにされたくない。

「しずけさとユーモアを」 著者:吉満明子

書くうちに、自分の心が整い、自己も他者も肯定できる。それが、本来の文章です。そんな文章が「伝わる」文章なのです。

「しずけさとユーモアを」 著者:吉満明子

これからこのブログを書いていく上で忘れたくない言葉。大事にしていけばきっとまた素敵な出会いがある。そう信じています。

読書は「書」を「読む」という漢字のつくりだと捉えていたのですが、最近、「読んで書く」ということをどこかで聞いてからずっとその言葉が離れません。だから、僕はこのサイトを立ち上げたのだと思います。書こうという気持ちをどんどん膨らませてくれたのが僕にとっては、この本でした。

何かを得ようという気持ちで本を読んでも、手に入るのは一時的な知識、時代が変われば使えなくなる知識。この本はそうではなく、本に集中している中で、ふとおとずれる自分をかえりみて、自分へ向かう意識、そういう素敵な時間を読書はくれると気づいたのと、そういう時間をくれたのがこの本でした。

ぜひ読んでみてください!!

[1冊目]
書く決心をくれた一冊
『しずけさとユーモアを』
” への3件のフィードバック

  1. 本当に同感です。
    私は読書が昔から苦手ですが、必要な方へ届けばと、シェアさせて頂きたいと思います
    明子さんに出会い、寺子屋に参加した事で、その理由も何となくわかる様になりました。遠くの背中を思い出しては、そう在りたいと自分に問いかける日々です。
    ありがとうございました。

    1. 私も読書苦手かもしれません笑。ただ、心底楽しいと思う瞬間はたくさんあります。
      きっと冨井さんも経験がおありのことと思います。
      ぜひ、これからも読書をともに楽しめたらと思います!

      自分の文章を読んでいただいた上に、コメントまでくださるのは大変ありがたいです。
      冨井さんが行動を起こしてくださったこと、大変励みになります。とても嬉しく、気持ちが晴れました。
      6月20日より、更新をスタートさせるつもりですので、
      もしお時間ありましたら、たまに見にきてやってください。
      大変ありがとうございます!!

      1. ご丁寧にご返信を頂き、ありがとうございますこちらこそ、同じ思いが、そこにある❗️…と、嬉しくなり、コメントを残させて頂きました✨スタートしたての記念すべき投稿に共感し、シェア出来ました事、光栄です。
        20日より更新との事、こちらこそよろしくお願い致します。

コメントを残す