[5冊目]
素直に向き合う
『ぼくとわたしと本のこと』

尊敬する兄弟子であり、同志である高山さんが私をある会に誘ってくださりました。

この本の著者の方々とのズーム講演会、ミライのおとな塾。

本日そこに参加させていただくので、この本を読んで感じたことを書いておこうと思います。

と思っていたのですが、間に合わなかったのでミライのおとな塾終了後に書いております。さすが自分。間に合わなかった笑

話をきいた後に書けという天からのおつげということにしておきます笑

それでは本題です。

著者:高原純一 SUN KNOWS 吉野優実 小林梨奈 大儀見紗和

木村航稀 樋口奈緒 河野夏子 石橋美弓 横山らむ 原佑誓

瀧彩里奈 中島歩 菊池晶太 松村優那 阿部希 二階堂優衣

桑野恵美理 小森奈央 相川はづき 中村美穂 

解説:小川貴史 

センジュ出版

20代の僕がこの本を読んで一番に思ったことは「共感」である。歳が近いからだろうか、ものすごく懐かしさを感じることが多かった。

本の中で紹介されている本を見て、

「ああ、この本読んだ!」

と何度思ったことか。しかし、僕はその本たちを読んでいたことを忘れていたのである。さらにいうならば、

「僕は今まで本は読んでない。」とさえ思っており、なかったことにしていたのである。

そういったなかったことにされていた本たちを思い出し、自分の中に「実は本がいたこと」を思い出させてもらったんだと最後の小川さんの解説を読んで感じました。

それに加えてこの本に対して自分が感じた魅力は、全くかっこつけていない文章。

それがむしろかっこよく、潔い。自分も文章を書く身として、

「もうちょっと自分をさらけ出せるんじゃない?」「かっこつけようとしていないか?」とかいろいろ自分自身に質問をぶつけて潔い文章を書いていきたいと思わされた。

共感した言葉

私のところにボールが来ませんように。

ぼくとわたしと本のこと 著者:宮地琴音

かっこつけようとしていたら絶対にでてこない言葉だと思います。

それと僕自身バドミントンをしており、ダブルスの時は、実は何度も思っていた笑

この本の中でとても共感しており、この言葉に出会っていなかったら、僕もそういう過去を思い出し、ブログに書いていなかったと思います。

思い出したついでに、

「あの時の自分が今読んでいる本たちに出会っていたらどうなっていたんだろう?」

とこの本に書いてあったことをそのまま僕も思いました。

物の見方が一方向からしか見えていなかったあの時の自分。

よくぞ、苦しみながらもやってくれた。だから今でもバドミントンが素直に好き。2年近くやってないけど笑

きっと皆の言葉は誰かしらに響くから。

ぼくとわたしと本のこと 著者:中村美穂 瀧彩里奈

プロジェクトリーダーの中村さんが発した言葉。中村さんがミライのおとな塾に参加されていたので、直接聞くと、「そんなこと言ったような…3年前ぐらいだから少し記憶が」と言われてました。

発した本人にとってはちょっとした言葉だったのかもしれません。しかし、瀧さんにとっては、「私の考え方を変えてくれた」言葉。そして、自分にとってもどこか引き寄せられる魅力的な言葉。一生懸命に自分と向き合い、ヨガをしながらこの本の執筆にあたった姿勢。この本はおいといてでもいいから、他のセンジュ出版の本を読んでほしいという言葉。そんな人柄から出た言葉なのだから魅力的に感じたのかもしれません。本日お会いして、直接言葉をきいて、僕は勝手にそう思いました。

そして中村さんのこの言葉のとおり、誰かに言葉は響いている。

僕がその証明なんですね。ちょっとかっこつけておきます笑。

こういう生の言葉を聞けたことで、僕のブログの投稿内容が、僕がミライのおとな塾に参加する前に書こうとしていたものよりも、いいものになったと確信しています。参加する前に書き終わる自分じゃなくてよかった笑

参加者の皆さん、ありがとうございます。こんな場ですが、お礼申し上げます。

そして、ミライのおとな塾。宿題がでました。

宿題内容はその場で高原さんが考えてくださいました。「宿題」という言葉に少し緊張を覚えましたが、高原さんが宿題内容を考えているその瞬間、すごい場の空気が良かったからなのか、すごくワクワクしました。

宿題がどんな内容でどんなものが出来上がるかは、

ミライのおとな塾の開催地である「誠和学舎」にいけばわかると思います。

僕は家庭教師で宿題をほとんど出しませんが、一応出す側なので、一生懸命にやって提出しようと思います。

この本を読んだら失っている自分の本の記憶を取り戻せるかもしれません。

きっとこの本の中の誰かの言葉が手伝ってくれると僕はそう信じています。

もしも、ご購入の際は、こちらのステキな本屋さんからも購入できます。

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