一週間があっという間に過ぎており、いつもの更新のタイミングから少し遅れてしまいましたが、少し前に読んだ本の紹介をします!
著者:萩本欽一
この本は、義理の父からおすすめされた本です。
そのいきさつは、義父は無農薬で農業をしており、その手伝いに行かせてもらうことがあるのですが、草刈りの時期に、草刈り機の使い方を教えてもらうことがありました。
その時に、安全を期して義父から何度も「わかってるか?」と言われました。
こちらとしては何度か説明してくださっているからもうわかったつもりです。
なのに、「わかってるか?」と何度も言われる始末。
わかっていないと思われることが僕のプライドを傷をつけ、
何度も確認されるのが僕としてはかなり嫌で、ついに自分は
「わかってますよ!!」と少しキレ気味で反論(笑)。
後になって、「手伝わせてもらっている上に、大変お世話になっている方なのに・・・」と猛省。帰りのトラックで謝りました。
そしたら、義父は自分が怒っていることにも気づかなかったそうです(笑)。
そして、もう少しこの話を義父としていると、
「君はクソプライドの持ち主やんか(笑)」
と言ってくださったのと同時にそれを笑いにかえてくれました。お世話になっている方に、なんてことをしてしまったのだと、思っていた僕も、「そうなんです。ほんと厄介なんですよ。」といって義父と笑って話しているうちに、少し楽になりました。
そういうことを気遣って、義父は自分の怒りに気づいていなかったフリをしてくれたのかもしれません。どちらにせよ感謝しています。
そんな僕に義父が、「この本でも読んでごらん」という風に渡してくれたのが、「マヌケのススメ」。
この本ですべてが変わったというと、そんなことはありませんが、
真面目すぎる自分が、肩肘はらないで少しだけ済むようになれたと思っています。
マヌケに近づく言葉
やたら深刻になっちゃうのは、やっぱり「マヌケ」が足りないんだろうね。自分のマヌケを受け入れる気持ちも足りないし、他人のマヌケを大目に見る気持ちも足りない。「きちんとしなきゃいけない」と思っているから、どんどん窮屈になっていく。
マヌケのススメ 著者:萩本欽一
次に出合ったのが、さっきの「愚者一得」。解説を読んでしびれたね。「愚かな人でもたまにはすごい名案を出すことがある。」最後の「ことがある」っていうのがいいよね。出すとは言っていないの。出すかもしれないし、出さないままかもしれない。
この言葉はバカと思われないマヌケでいるための防波堤でもあるけど、世間の荒波から自分を守る防波堤にもなってくれる。ふだんは叱られてばっかりでも、自分に何の取り柄もないと落ち込む必要はありません。たまには役に立つ「ことがある」んだから。
マヌケのススメ 著者:萩本欽一
「ぐしゃのいっとく」と読むそうです。この言葉はすぐに覚えちゃいました。
もっとマヌケでいいんだ。
そう思わせてくれる、欽ちゃんのお言葉。
義父とのこと。
いろいろ掛け合わせて僕の中では、特別な本。
真面目すぎて、抜け感を出したいと思っている方におススメの本です。
すぐには変わらずとも、きっかけにはなるかと思います。
後日、師匠に義父とのことを話すと、
「このおっさんは香川に引っ越してすぐに、お義父さんに反論しやがった(笑)」と他の方々に向けて笑い話にされました(笑)
でもこういう風に自分のマヌケな一面はどんどんさらけ出して笑い話にする方がそれを隠していくよりも、ずっと楽だと笑いながら思いました。
このブログを書いていて今、思いましたが、本当に周りに生かされているのだと感じました。急ですが(笑)僕に関わってくださっているすべての方にありがとうございますと伝えたいので、言っておきます。ありがとうございます!!
もしも、ご購入の際は、こちらのステキな本屋さんからも購入できます。
“[7冊目]
プライドを捨てたい
『マヌケのススメ』” への5件のフィードバック
私も晴さんに20代のころ
『アホになりや』と言われたひとりです(*^^*)
読んでいただき、ありがとうございます!
お仲間ですね!
もう少し僕は肩の力を抜きたいですね笑
自他共に認める『アホ』になれたのは、40代くらいかなー(^∇^)
僕もそのうちにそうなりたいですねー!
今、
それだけの気づきができてるのは、
たいしたもんです(*^^*)